ペットホテル運営の仕事とは

ペットホテル

ペットホテルとは、飼い主さんが希望する期間中、ペットを預かる施設のことです。ペットを預ける理由としては、旅行や仕事、飼い主の病気やけががあり、預かりの期間は数時間から長いと数カ月に亘ります。

ペットホテル運営の仕事は、そんなペットのお世話が中心です。ご飯、散歩、遊びが基本となり、他には掃除、接客、電話対応、飼い主さんへの報告などの業務も担当することになります。また、個人で開業するという方は経営経理もこなさなければいけません。

一般的なホテルとは違う

ゲイジに入ったペット

散歩や遊び以外は、ケージに入れて預かるのが多いのですが、ペットをケージに入れないケージレスのペットホテルやペットとペットの間に仕切りだけがあり、ペットが周囲を見渡せるようになっているペットホテルもあります。預かられるペットは、普段とは違う環境で過ごすことになりますから、少しでもストレスを少なく、快適に過ごせるような店舗づくりが求められます。

ペットといえども性格は個々で全然違います。箱型のケージにいた方が安心する子、他のペットと交流して活発に動いていたい子、充分に構ってあげた方が良い子、静かにしておいた方が良い子、それぞれの性格に合わせて対応するのが重要です。飼い主さんに、普段の暮らし方や性格などをよく聞き、ストレスで体調を崩してしまわないように気を付けましょう。でも、飼い主さんと離れたペットが、普段と同じように行動するかというと、そうでもありません。他のペットに馴染めないと言われた子が他のペットと仲良く遊べたり、人懐っこい、他のペットにも友好的と言われた子が店員を嫌がったりします。さらに、いくら気を付けていても怪我や病気になってしまう、脱走してしまう事はあります。そのような時に、迅速に適切な対応をとれるようになることが一番重要な仕事です。

ペットホテル運営の求人・開業

求人

ペットホテルは近年増加傾向にありますが、求人数が多いのは都市部などのペットホテルの需要があるところで、郊外では求人がないという所も多いです。

実際の求人内容を見てみると、給与はアルバイト・パートなら時給800円から1000円、正社員なら15万から20万ほどになるようです。しかし、ペットホテルだけで運営しているところは少なく、動物病院やペットサロン、訓練所などと併設してあるのが多いです。そのため、何か特別な資格、実務経験者でなければ応募資格を得られないのがほとんどです。特に動物看護師、トリマーの資格が求められており、そのような資格、スキルを活かしながらペットホテル業務も兼務することになるというケースが多いです。

ペットホテルを個人で開業することは第一種動物取扱業の登録と動物取扱責任者の配置が出来れば可能ですが、上記にもあるようにペットホテル一本で運営しているお店は少ないです。自宅をお店とし、ペットホテルでそんなに稼がなくても良いという方はペットホテル一本に絞っても良いでしょうし、自身はオーナーになり現場の業務に入ることはなく、誰かを雇う場合だと資格やスキルを持った方を雇えばいいのです。しかし、そうでない場合はやはり何かしらの資格・スキルを持っていた方が断然良いのではと思います。

ペットホテル運営に求められる資格

資格の賞状

ペットホテルを運営するにあたって必ずしも必要になる資格というのはありません。また、ペットホテルに特化した資格は無いので、ペットホテルに必要といわれる民間資格で良く挙げられるのがペットシッターの資格です。

ですが、ペットホテルの業務だけを担当するという求人はとても少ないですし、ペットホテルの運営だけできちんと稼げるか、というととても難しいです。なにかしらペットホテルに付随したサービスを提供出来なければいけないでしょう。

動物病院が運営するペットホテルでは、病院の業務も出来るように動物看護師の資格所持者が求められますし、近年ではトリミングも行える動物病院が増えていますのでペットホテル業務を兼務するトリマーを募集していることも多いです。また、ペットを預かっている間にしつけを行うという所もあり、訓練士や飼養管理士関連の資格も重宝されます。

これからペットホテルを開業しようと考えている方にも上記の資格のどれかは必要になると思いますが、個人で運営しようとお考えならば経営のことについても知っておく必要があります。ペット販売士関連の資格には経営に関しても出題される物がありますので、どれか一つでも取得しておくと良いのではないでしょうか。

ペットホテル運営について学べる学校・通信講座

日本ケンネルのロゴ

ペットホテル運営だけでなく、ドッグカフェやペットショップなどを目指す方のためのペットビジネスについて学べる学科がある専門学校はあります。衛生管理や動物看護から経営についてまで幅広く学べるのでペットホテル運営に必要な知識、資格を得ることができます。ただし、学科のカリキュラムは学校ごとに違いますので、どんな勉強ができてどんな資格を取得できるのか、きちんと確認しましょう。

学校に通うだけの時間がない、費用を出来るだけ抑えたいという時には通信講座を検討してみるのはどうでしょうか。

日本ケンネルカレッジには「ペットビジネス総合学科」があります。これはトリマー、トレーナー、ブリーダー、動物看護士の資格取得がメインになり、通信講座のみなら各種マスターライセンスまでが取得できます。さらに実技スクーリングを受けることによって各種インストラクターランセンスと日本キャリア教育技能検定協会(JCSA)正会員登録が受けられます。

また、ヒューマンアカデミーの通信講座たのまなには「ペットホテル開業講座」というのがあります。これではペット飼育管理士、小動物看護士、小動物介護士、ドッグシッターの資格取得が目指せます。別途申し込みは必要ですが、ペットホテル実務研修も受けられるので、実務が心配な方にも安心です。また、この他にも「ペットビジネス総合講座」と「ペットビジネスマイスター講座」があります。特にペットビジネスマイスター講座では他の講座で重複している13種類の資格を一度で受講可能です。

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